身土不二ということ

ややもすると、「自分の米を売りたいんでしょ?」という方がいらっしゃいますが、そうではありません(少しはそうですが・・・笑)
これは真剣に考えて頂きたいことです。
情報として、知っておいて頂ければ幸いです。

カラダ(身)と土は二つならず(不)

あなたのカラダ(身)は、あなたの住んでいる場所の土と同じですよ。
つまり、あなたの住んでいる土地が汚れると、あなたのカラダも汚れますよ。ということです。
昨今、平気で田畑にゴミを捨てる人がいますが、その田畑で採れた作物を、自分が食べることを想像出来ないのでしょうか?
さらに、山へ行って大量の産業廃棄物を捨てる・・・
もう、狂っているとしか言いようがありません。
田畑を潤す水も、各家庭への水道も、山から流れて来て、全て自分に返ってくることを想像出来ないのでしょうか?
身土不二とは、こういう意味であります。

また、こんな意味もあります。

地のモノ、季節のモノを食べましょう。
つまり、あなたのカラダ(身)は、あなたの住んでいる土地で、その季節に採れたものでしか、正常な生命活動が出来ないのですよ。と言うことです。

例えば、冬にフィリピン産のバナナを食べると、ビタミンCがどうのと言う前に、冷え性になります。
と言ったふうに、五大栄養素ばかり言う、何十年前の栄養学だけでは計り知れないものが動物の食性に隠されています。
安いからと言って、外国産の農産物を食べると言うことは、自分や自分の大切な人たちの健康を害することと思って頂きたいと思います。
これは、農薬・無農薬に関係ありません。
カリフォルニアの無農薬コシヒカリより、慣行栽培(JA米)の米の方が、日本人のカラダには良いです。

ご存じの通り、沖縄好きの私は、ゴーヤーチャンプルも大好きですし、パパイヤも食べます。
でも、敢えて言うとすれば、本土の人は冬に食べてはいけないのです。
これは、お叱りを承知で、あくまで情報としてお知らせしておきたいと思います。
選択の自由は、皆様にあります。

何故、夏にキュウリ、ナス、トマトが山ほど採れるか?
逆に、冬に向かって、サツマイモ、大根、白菜などが沢山採れるのか?
日本人は(外国の人も同じですが・・・)米を中心に、季節の野菜(と、少しの魚)だけで生きてゆけるのです。
そのように出来ているのです。

ついでに、「秋ナスは、嫁に食わすな」と言う言葉は、ナスはカラダを冷やすから、秋になったら食べさせてはいけないよ。という意味なのです。
けして、嫁いびりの姑が言った言葉ではありませんよ。